令和5年度4月小学生合同錬成会

 日 時 令和5年4月8日(土)16:30~18:00
 場 所 島根県立武道館
 参加者 約120名
錬成項目 木刀による基本技稽古法
     基本技稽古
     試合稽古
     指導者元立ち稽古
松浦理事長から
     およそ月1回、団体・道場・教室の垣根を越えての稽古に
     積極的に参加するようにしてください。
   
  


 

※ホームページ管理者の都合により、動画編は休載します。
      





松江市小学校合同錬成会-令和5(2023)年3月4日(土) ②動画編

3月4日(土) 13~15時 島根県立武道館
参加小学生:約30名、指導者・サポート:10名


松江市小学校合同錬成会2023/03/04低学年の部
可愛らしい稽古姿が見られます。


松江市小学校合同錬成会2023/03/04切り返し
切り返しを横振りしないで体全体の運動とするこつを
小学生向けにやってみています。


松江市小学校合同錬成会2023/03/04一本勝負と技稽古
一本勝負と技稽古を交互にやって、一本勝負の質を向上させる
ことに取り組んでいます。
どんどん良い技が出るようになったと見ていますが、
参加者の小学生それぞれはどのように感じたでしょうか?

松江市小学校合同錬成会-令和5(2023)年3月4日(土)①

3月4日(土) 13~15時 島根県立武道館
参加小学生:約30名、指導者・サポート:10名

今回は、前回以上に少し解説を加えてみます。
(低学年の部は今回は動画のみで紹介します)


始めの座礼です。小学生のみなさん、礼儀正しいですね。


木刀による基本技稽古法 今回は基本1~5まで


蹲踞という武道に残る礼法の姿勢です。
前回に引き続き、1本勝負と技稽古を繰り返し行いました。


技の稽古のこつの指導の場面です。


技稽古の様子です。ここでは、小手打ち落とし面(小手-相小手面)
ここ4回連続でやっていますが、かなり上手になってきました。

担当がこの技ができるようになったのは、中学2年生の時ですので
それに比べて格段に上手です。
うまくはまった子、はまらなかった子、あとで感想を聞きましたが、
コツコツ続ければ時間が解決しますので、
指導者側があせらずじっと熟成を待つこと(これが修行?)ですね。

 
O範士直伝の礼法の指導です。
白線の外で心を整え、相手と呼吸を合わせて丁寧に礼から蹲踞に入ります。
これが勝負に勝ちたい人こそ一番大事なことで、
この差で相手より自然と優位に立つ、
あるいは強い相手との差をぐっと縮めることができるのです。
※言葉では、うまく説明できませんが、道場にいた小学生はそれぞれ掴んだようです。
 その証拠に、1本勝負の攻め気がぐんと上がっていました。
※2枚目の画像、礼をする位置に立つまでがばらけているのは、
 目の前の相手にだけ集中して、号令なしで小学生たちが動いているからです。
 要所、要所で自ら考え動く、合わせるべき目の前の対戦相手との調和を目指す、
 そんな仕掛けを入れています。


1本勝負! 後半の様子です。
思い切って技を試す様子があちらこちらで見えるようになってきました。

 
指導稽古の様子です。
各先生方が、その子、その子に対しての稽古をつけておられました。


終わりの座礼の時に、強化(普及)担当より、あいさつをいたしました。
「長い話に子供たちの集中力が続かない」とは良く聞きますが、そんなことはありません。
目をかがやかせて聞いてくれる小学生ばかりで、かえって感心しました。
内容をちょっと補足してメモしておきます。

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「運・鈍・根」
剣道で一番大事なことは、続けること。
ほかのスポーツと同じく、剣道もスポーツ的な要素は大きいが、
一番違うのは、スポーツで引退するような年になってもまだまだ強くなっていけること。
師の座右の銘(大事にしていた言葉)に「運・鈍・根」という言葉があります
剣道で大成するために大事なことです。

運・・・良い先生に巡り会う運
鈍・・・どんくさいこと、鈍感なこと。「敏(器用)」ではだめ。器用貧乏。
根・・・根気

いまがうまくいっていなくても、どんくさくても、
腐らずに根気強く正しくやり続けること。
剣道では器用なのはかえってダメで、ある一定のところで「この辺で良いか」
という気持ちが起こり、頭打ちになってしまうものです。
いま上手な人も基本を大事にして下手に器用にならずに「どんくさく」、
上手でない人は根気強く、頑張り続けるようにしてください。

この本の貸し出し可能ですのでお申し出ください>

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強化(普及)担当より:
年度末のお忙しい中、多くの小学生、指導者の皆様にご参加いただきありがとうございます。
前回の(O範士直伝)「礼法を見直して、勝負に強くなる」ほか
をテーマに2時間弱の合同稽古を行いました。
撮らせていただいたビデオでもじっくり確認しましたが、
 ・前回よりも技が使えるようになって自信を持って相手に向かえている
参加者増えたように思います。
本人たちの努力はもちろん、この1ヶ月、各道場でご指導いただいたことの成果が
ゆっくりですが着実に出ている感触を掴んでおります。
☆☆☆☆
今回は、少しだけ、指導者の方々に私が小学生の時に教わった今回の技稽古の原理を記載します。
A者とB者の関係で、
    (1A)攻めて面→→(1B)出端に面→→(2A)面の出端に小手
       |                      ↓
       |                      ↓
(3B)攻めて面←←(3A)小手-面にかぶせて面←←(2B)小手打ち落とし面(小手-面)
 ⇒相手が待って居着くから
  シンプルな技が効く

このようにある技とそれに対する技の関係は、
輪のようにぐるぐる回る関係にあります。
自分のなにかの仕掛け(攻め)に対して、
相手に何かを感じさせ、それを感じ取れ(読み)れば、決定打が打てる仕組みです。
バリエーションはもっと複雑にできますが、
基本的にはこの輪ができれば、かなりの試合ができます。
この輪の中に、胴技がないのは、胴はこの輪から「外す」、
いわゆる「一発勝負の技」である、という特性からです。
出した後は残心、次の攻めの関係上、後手に回りやすい技ですので、
「出すときには捨て身で。中途半端な胴技は決して出してはならない」
という教えでした。
6年間で1度だけ先生が示範されたものです。ご参考になさってください。

来年度は、従来以上に試合に正しく向き合えるような指導を工夫していきたいと思いますので
より一層ご参加いただきますよう、お願いいたします。
☆☆☆☆
最後に、これから新入学シーズンを迎えます。
松江市内の各団体(道場)では、入門される方を待ち望んでいます。
スポーツとしても、また武道的習い事としても剣道の魅力を感じていただき、
いっしょに稽古される方が増えることを望んでおります。

来月は4月8日(土)16:30~18:00(武道館剣道形教室終了後開始)です。
令和5年度から時間変更になりますので、ご注意ください。
毎年おられますが、中学1年生も部活動入部前ですので、参加OKです。
また、松江市以外からの参加(出稽古)も大歓迎です。
(今月も1時間以上かけてこられた方がおられました)
再会を楽しみにしております。

松江市小学校合同錬成会-令和5(2023)年2月11日② 動画編


木刀による基本技稽古法 1~3まで 実演もしています。



低学年の部です。



切り返しと面の打ち込み稽古です。
一息(息継ぎをしないで)の面の打ち込み、9本までできた小学生もいました。
武道では、息を吸うときが隙ですので、長い息を作るのは基本です。
今回は、どこまでできるか、頑張ってみました。

※ここで見せている動画は、松江市剣道連盟の方は、
 松江市剣道連盟のLINEグループで見ることができます。
 詳しくは、matsue_kendo_fukyu_kyoka☆yahoo.co.jp(☆を@に変えてください)まで
 お問い合わせください。


技の稽古と一本勝負です。
詳しい内容は、勝負に関わることなので秘密です。
ぜひ参加して体験してみてくださいね。



指導稽古です。
各先生がそれぞれの経験に基づき、個別に稽古の中で指導します。

松江市小学校合同錬成会-令和5(2023)年2月①<試行>

場所:島根県立武道館

木刀による基本技稽古法
    
 
低学年の部はW部教士七段はじめ、今回は指導実績豊富なレディース指導陣による指導でした。
お子さんたちは、元気よく、とても大きな声が出ていて良かったですよ。

中・高学年の部です。
剣道の指導にITC導入し、お手本を動画で示してみました。
(画面が小さくてごめんなさい)。

 参加者の方でもう一度ご覧になりたい方は、
  matsue_kendo_fukyu_kyoka☆yahoo.co.jp(☆を@に変更)までご連絡ください。
  LINEグループで配信します。

切り返しは、特段の指導をしませんでしたが、剣道場いっぱいに大きく足を使って
大きく縦に振る切り返しを心掛けている参加者が目立っていました。
一息(息継ぎ無し)の面の打ち込みは、連続9本まで頑張った選手がいました。
全体的に打った後すり抜ける足を意識して稽古を積んでこられた参加者が多く、
スピード感が目立ってきたように思います。


参加された先生から丁寧な個別指導を授かることもあります(画像はW槻教士七段)。
参加された団体(道場)の分け隔て無く行います。

基本打突と一本勝負を交互に行いました。
行った基本打突:前-前-面/出端面/出端小手/小手打ち落とし面

まずは正面攻撃の勝負の入り口が見えたのではないかな?という仕上がりでした。

この真剣な眼差しの前には、指導者側も熱が入ります。
「はい」という返事/「先・間・勘」 について簡単な話をしました。

最後に神前(出雲大社の大黒様が祭ってある神棚)への礼の様子です。
送り迎え・見守りをされている保護者の方々もいっしょに礼をされていて素晴らしいです。
(この度、画像で始めて気がつきました)

****************
強化(普及)担当より:
寒い中、多くの小学生、指導者の皆様にご参加いただきありがとうございます。
(O範士直伝)「礼法を見直して、勝負に強くなる」ほか
をテーマに2時間弱の合同稽古を行いました。
撮らせていただいたビデオでもじっくり確認しましたが、
 ・堂々とした礼法で試合に臨む
 ・左足、腰の決まった構えからの技の出る試合稽古
の種を掴んで帰られたと思います。
この子たちの勝負にも関わる話ですので、詳しい内容が記載できないのは残念ですが、
一部、動画でも紹介しますのでご覧ください。
来月(3月4日(土))もこのテーマの延長線上で合同稽古を行います。
再会を楽しみにしております。

令和5年1月度 松江市剣道級位審査会(橋南地区)(活動報告1)


会長あいさつ(抜粋)
 日本の伝統文化である剣道に取り組んでいただいていることに感謝します。

審査委員長あいさつ(抜粋)
 審査の基準として、
 (級)着装/礼法/大きな声/基本に忠実な打突など
 (段)正しい着装と礼法/基本に即した打突/充実した気勢/間合/打突の好機など
 全員合格されることを期待します。

初段~三段における審査主任講評・指導(抜粋)
 ・切り返しを大きく上から打つこと
 ・刃筋正しく打突部位をとらえること
 日本剣道形で
 ・構えを解く動作を正しく行うこと
 ・5歩下がった後に右足を半歩引きつけること
 ・打突部位をとらえるように打つこと
 ・仕太刀はぎりぎりまで引きつけるつもりで技を出すこと
 ・六本目で仕太刀は下段からの攻め上げなど攻めを形の中で示すこと

合格された方、おめでとうございます!!

さらに精進されることをお祈りしております。

令和5年1月度 松江市剣道級位審査会(橋北地区)(活動報告1)


1.日  時     令和5年1月14日(土)
             午前9時30分 審査開始
2.場  所     島根県立武道館

 

コロナ感染症での欠席も目立ちましたが、なんとか審査会が開催できました。

元気よく大きな声が出ていた人、稽古が十分できて上達していた人、
それぞれでしょうが、これからもっともっと上達されることを願っています。